他院で整体を受けてから、頭痛・頚部痛で寝られなくなってしまった方

コラム

先日、夕方にお電話があり、時間外で良いので見てもらいたいと連絡を頂きました。

以前に当院のご利用があり久しぶりのご来院となった。

当院の機能検査では、首の1部分に機能異常が見られただけで、体からの機能異常は非常に少ない。

メンタル面の機能異常を確認すると、その他院での施術の記憶が大きく影響している事が分かった。

神経機能を整えるとともに、神経機能に誤作動を起こしているメンタル面の施術を行った所、頭痛・頚部痛ともに大きく改善し、若干の違和感を残す程度までに回復された。

 

頚部痛・頭痛の発症のプロセス

ご来院される前日、仕事がお休みで外出されていて、待ち合わせの時間までの小1時間をつぶす為に、普段はいく事の無い、チェーン店の整体院に行かれたそうです。

自覚症状は担当者に伝えていたそうですが、施術では具体的な説明もないまま、強めのマッサージとストレッチと関節の矯正(整体)を受けたそうです。

受けている時も「強いなぁ」と感じていたそうですが、我慢して施術を終えたそうです。
その後、時間が経過するにつれて次第に首や肩の緊張感が増し、後頭部から頭頂部・前頭部にまでに及ぶ脈打つような頭痛が始まり夜には我慢できない状態にまで悪化し、痛み止めを服用して就寝されたそうです。

ご本人の中では、思い当たる原因はその整体によるものしかなく、整体によって余計に身体を壊されてしまった。という認識が次第に大きくなって行ったそうです。

身体の状態を確認

頚部の可動域の状態や症状の軽減増悪を確認しましたが、特に軽減増悪を訴える動きなどはありませんでした。
動かしても、あまり変化が無い状態というのは、関節や筋肉からの痛みの信号がそれほど影響していない事が考えられました。
(軽減増悪しない場合は、実はもっと危険な事が隠れている可能性もあるので、慎重な問診からその可能性をしっかりと除外しておくことが重要です)

 

無意識のメンタル面の誤作動を調整

自分では、何か悪い事をされたと認識していますが、そいった感情を検査しても誤作動は誘発されませんでした。

背景を深く探っていくと、検査で出てきたキーワードは、満足感でした。

詳しくお話をしながら背景を探っていき調整していきました。

施術前の状態と比較すると、首・肩周りの違和感がだいぶ楽になっているとの事でした。

 

メンタル面だけでなく、体の機能異常もチェック

神経の機能異常部位をチェックしてみると、まだ不具合を起こしている関節のセンサーがありましたので、それを調整しました。

 

先ほどの再確認を比べて更に楽になったと仰っていただけました。

 

治療院選びは慎重に!

最近は、様々な治療院が溢れています。

国家資格を持つ方から、そうで無い方まで、

沢山勉強している方から、そうで無い方まで。

本当に沢山の方がいます。

今回のケースでは、施術によるものというよりも、そこで起きた施術者と患者側のミスマッチが大きく影響していた様子が浮き彫りになりました。

施術による直接的な問題という感じでは無かった感じです。

しかし、患者さんが求めていない施術を提供されているという事実があり、色んな問題に発展しそうなケースだとは感じました。

国家資格を持っているから安心だとか、沢山勉強しているから効果がある、とかそいう事を言うつもりはありません。

ただ、施術家として最低限の事 (技術に関しても、体の仕組みに関しても、人間として接する能力にしても)が出来ていなくて、疎かになってしまっている事が、この様なミスマッチを起こすのだと思いました。

今回の症例から、私も沢山の事も感じましたので、自身の今後の臨床に役立てていきたいと思いました。

 

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