全身の脱力感・慢性疲労 でお困りの方の 自律神経 測定の結果

コラム
この記事は約4分で読めます。

慢性疲労でお困りの方に 自律神経 測定をした結果

自律神経 の働きは、施術の前後で大きく改善しました。
施術直後の当院の検査でみられた異常反応箇所は改善し、主観的な変化としては、関節可動域の改善、全身の疲労感の緩和、身体が軽い、動作時の痛みの減少などが見られました。

自律神経 機能異常でお悩みだった今回の患者

性別 男性
職業会計士
年齢31歳
症状全身疲労・虚脱感・身体のコワバリ・起床時の腰痛や頚部痛
経過約ひと月前から、業務の繁忙期に伴い疲労が蓄積。いつもは2週間程度で身体も慣れ、ある程度のレベルで症状は治まるのに、今回は疲労がどんどん蓄積されていく感じで、悪化傾向が続いている。
睡眠は取れているが時間が短い。熟睡している感覚はなく、目覚めても疲れている

自律神経測定の結果

自律神経の測定は、パルスプラスアナライザーTAS9を使用しHRV(Heart Rate Variability)測定を行いました。

左側が施術前の測定、右側が施術後の測定です。(右上の日時で確認できます。2014年3月7日の20時と20時30分に測定しています)

施術前(左図)では、右上の【自律神経バランス】のグラフで、中心枠に赤丸プロットが無く左下に移動しているのが分かります。この図では、交感神経が横軸、副交感神経が縦軸で表記されていますので、交感神経も副交感神経もどちらも機能が低下している事を示しています。
身体を活発に働かせることも、身体をゆっくりと休息させる事も、どちらも上手に行えない可能性を示していると考えられます。

施術前(左図)の右中段【ストレス抵抗力・自律神経活動】のグラフの一番右の自律神経活動の数値は”20”を示しています。この数値は、分かりやすく言えば環境の変化に適応する能力を示しているといるのですが、20という数値は理想値よりも低い状態と言えます。

施術後(右図)では、右上の【自律神経バランス】のグラフでは、中心枠に赤丸プロットがあるのが分かります。交感神経と副交感神経の機能が充実していて、上手にバランスを取りながら活動できる状態である事を示しています。
無駄な筋肉の緊張が解放され、十分な血液の供給などが出来るようになっている事が推察されます。

施術後(右図)の右中段【ストレス抵抗力・自律神経活動】のグラフの一番右の自律神経活動の数値が”40”を示しています。施術前と比較して、数値が倍になった事で、環境の変化(温度の変化や動作による身体の変化、家庭から職場、職場から家庭などの環境的な変化に、適応する能力が増している事が推察されます。

HRVについては以下のサイトが参考になります

施術前後の機能的検査の変化 (客観的変化)

施術前施術後
全体的に左側の可動域の低下左右の可動域が均等となる
右股関節内転筋群
右股関節屈筋群
左肩関節伸筋郡
左肩関節外旋筋群
頚部右回旋
頚部屈曲
などで機能的筋力低下
左記の筋力低下の改善
眼球運動
視覚刺激
聴覚刺激
下肢軸足圧迫刺激
腹部圧迫刺激
などで、機能的筋力低下
左記の筋力低下の改善

施術前後の患者さんの自覚的変化 (主観的変化)

施術前施術後
腰部体幹、頚部、肩関節を動かすと痛い動作時の痛みが消失
身体全体がだるいダルさが80%ちかく軽減した(残り20%程度)
身体が重い身体が非常に軽い
施術前と比べて足で地面をしっかり掴んている感覚がある

どの様な施術を行ったか

神経機能の乱れの原因となる、固有感覚受容器の機能異常を検査して、異常個所に対して高速低振幅の器具を使った振動刺激を行った。(アクティベータメソッド
矯正個所は、アクティベータメソッドのベーシックスキャンに乗っ取り、ベーシックで6か所、骨盤部、胸腰移行部(腰椎と下部胸椎)のアドバンステストにて異常個所に振動刺激を行いました。

一般的に考えられている、背骨や骨盤のズレや歪みは、神経機能異常の結果です。当院では、様々な身体の不調の原因、健康維持の妨げとなっている、神経機能異常の調整を大切にしています。ズレや歪みがある箇所でも、神経機能異常に関連していなければ、施術の対象とはしません。

考察

すべての方が、施術前後でこの様にはっきりと、自律神経のバランスが良くなるわけではありません。
施術後にあまり改善が見られず、数日後に来院された時の施術前検査で改善が見られているパターンや、数回施術を経過してそのご改善が見られてくるパターンと、反応の出方は様々あります。

一般的な治療では、出ている症状に対して施術が提供される治療院が殆どだと思います。
腰が痛ければ腰の治療、腕が痛ければ腕の治療と言ったように。

当院では、それら症状は神経機能異常の結果であると考えています。
脳の混乱が神経機能異常を起こし、症状となって現れているという考えです。
当院では、脳の混乱がなぜ起きているのか?に注目して、脳の活性に必要な固有感覚受容器からの信号や、脳に直接的に影響を与える心理的ストレスに対する施術を提供しています。
今回の症例も、自律神経失調症のような多岐にわたる諸症状の元となっていると考えられる、原因にアプローチした結果、良好な結果につながったと思います。

タイトルとURLをコピーしました