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半年前から続く肩の痛み(四十肩)

トピック
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半年前から続く肩の痛み(四十肩)

横浜市中区からお越し頂いた、Nさん(48歳 男性)
数年前からなんとなく違和感を感じ始めていたが、最近になっていよいよ腕が挙げにくくなってきたそうです。
日常生活では、髪を洗ったり、服を着たりする動作でも違和感はないが、スポーツをしている時に、特にテニスのサーブが出来なくなって困っていて、夜間に痛みが増したりする事はなく、仕事が終わる夜になると肩周囲には違和感が多い気がするとの事でした。

 

痛みが強くなる動作

肩関節90度を超えて腕が上がってくると痛みが増悪してきます。160度付近まで来ると痛みは一番強い状態となりそれ以上挙げる事が出来なくなります。

反対側の腕は180度を超えるまで挙げる事が出来ています。

腕を後ろに挙げていく動作では、左右の差はなく痛みも誘発される事はありませんでした。

腕を90度まで挙げて、内側にねじる動作をしてもらうと痛みの増悪が見られました。

 

機能異常を確認

痛みが誘発される部位は、機能的に健全であり、その姿位において身体の適応性が低下している事で、健全である痛みを感じている部位に過度な負担がかかって痛みを起こしているという背景があります。

腕を挙げるという行為や、腕を90度で内側にねじるという行為において、全身の関節や筋肉の伝達情報が乱れている事が予測されます。

どの部位の関節や筋肉系の伝達情報を司る、神経の固有感覚センサーが乱れているのかを探し、調整していきます。

四十肩だからここが悪い!腰痛だからここが悪い!花粉症だから花粉が悪い!という様な、機械的な思考では本質的な改善にはつながらないのです。原因と結果を混同してはいけません。一人ひとり身体の適応力を乱している原因は全く違うのですから。

 

施術後の状態

様々な部分で、機能異常が起こっていました。

それらを調整し、再度検査すると違和感は残っているものの、腕の動きで痛みが出てくることが無くなりました。

機能異常が改善されたことで、身体をしっかりと支えられるようになり、負担のかかっていた部位に疲労がかかりにくくなっている状態です。

しかし、状態は不安定で、神経機能を乱す環境的要因に対する適応力もまだまだついていない状態がいくつか確認されました。

定期的なケアの重要性をお伝えして、今回の施術を終了いたしました。

 

定期的なケアの重要性がちゃんと伝わっているか? ちょっと分からない印象でした。しかし、施術の継続を決めるのは患者さん自身の価値観によります。今の症状が改善されればいい方もいれば、今後も痛みが継続的に出ないように体の適応力をしっかりと身に着けたい方もいます。
大切なことは、種をまいて直ぐに咲く花は無い。という事です。