ファインカイロのケアと漢方薬の使用は併用できますか?という相談
まずは、漢方薬について知ろう
漢方薬とは
様々な生薬をブレンドして作られる東洋医学でのお薬です。
西洋医学の薬と違い化学的に合成されたものではなく、草根や茎、木の皮・実などからできています。
漢方薬の効果
西洋医学の薬は症状に対して出される薬で、漢方薬は症状を起こしている患者さんの身体の状態を改善する為に出されるお薬。
体質を整える事を目的とされているので、効果を感じるまでに薬を飲み続ける時間が普通の薬よりも長い期間が必要であったりするとの事です。
同じような症状でも、出される漢方が違う理由
熱が出ている時、西洋医学の解熱剤で熱は下げられます。しかし、身体が弱っている事に変わりはありません。
漢方では、熱という症状は体が弱っている結果であると考えています。(カイロプラクティックの哲学と近い考えがあるように感じます)
東洋思想では、気・血・津液・精の4つの要素が大切で、これらの虚(少ない)・実(多い)といったバランスを重視するそうです。
漢方薬の副作用
漢方薬に使用される生薬のなかには、身体の機能に影響を及ぼす成分が含まれているものもあるといいます。
体質や体の状態に合わない場合などは、その成分によって望まれない効果(副作用)が現れる場合もあるようです。
漢方薬をお求めの場合は、漢方処方に精通されている専門家に見てもらう事が大切だと思います。
生薬で自然のものだからたくさん飲んでも大丈夫と思うのは問題かもしれません。漢方薬でも用量、用法は正しく守って使用されるのが望ましいと思います。
また正しく服用していても、病状が悪化したり、何かの変わった症状や、いつもと違う・・・と感じたりした場合は、服用をすぐに中止し、医師、薬剤師または登録販売者になどの専門家に相談する事をお勧めします。
仙台市内の漢方薬局
ファインカイロと漢方
当院では漢方薬を飲まれている方も来院されています。
漢方薬を飲んでいても、当院の施術に影響を与える事はありません。
神経機能異常と漢方
ファインカイロでは神経の機能異常に注目しています。
時折、漢方薬自体が神経の機能異常に関係している場合があります。
こういった場合、何かのストレスによって漢方が神経機能異常に影響を及ぼしているかを調べます。
ストレスによる影響があれば、ストレス記憶調整によって神経機能へ影響しにくい様に調整します。
ストレスの関係がない場合は、漢方を変えてみるなどの提案をさせてもらいます。
かかりつけの漢方医とよく相談して下さい。
病気や症状をみるのではなく、症状を感じている”人”の状態をみる
漢方もカイロプラクティックも症状ではなく、その症状を引き起こしている身体の状態に注目しています。
身体がよりよい状態となるために、カイロプラクティックで神経の機能異常を整えたり、漢方で気・血・津液・精を整えると良いのではないかと思います。

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