イップスとは

イップスは、ある一定の条件で身体が無意識に反応し、脳の間違った信号によって、意図しない動き(固まる・抜ける)と言った症状が出る事を言います。
反復的な運動を繰り返す、スポーツや仕事の現場で起こる事が多い症状です。
イップスを克服するためには

イップスの原因はストレスから来る脳の誤作動記憶
イップスの原因は、脳の誤作動記憶。条件反射といえます。

イップスを理解するのに大切な共縮現象
関節は、主導筋と拮抗筋という相反する活動をする筋肉で構成され、お互いが拮抗関係にあることで、関節をスムーズに動かせる事を可能にしています。
この拮抗関係の筋肉が、ストレスによる脊髄反射の乱れから、同時に収縮するようになると、スムーズな関節運動が行えなくなり動きが硬くなります。
スポーツの現場では、緊張によるパフォーマンス低下などで良く知られる現象だと思います。
ある特定の条件刺激で、この共縮現象が顕著に起こった時に、イップス症状が出ていると言えます。
イップスの治療法
現在、明確なイップスの治療法は存在していないと言われています。
- フォームを変える事でイップスを克服しようとする方法。
- 職業性ジストニアとよばれる症状に類似している事から職業性ジストニアの治療を受ける方法。
- メンタル面に介入したカウンセリングを受ける方法。
などがあるとされています。
ファインカイロでは、上記の「共縮現象」から、神経機能異常とそれを引き起こす、ストレス記憶(ストレス条件)を健全な働きへと上書き学習する方法で、イップス克服のサポートをしています。
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イップスを改善された患者さんからの施術の感想

施術を担当したカイロプラクターからの感想
高校生の時から、得意のサーブを打つときに腕が上手に振れないという現象が起きていた彼。
時にはトスの時にも違和感を感じていました。
神経機能の反応をみていくと、イップスの場面を思い出す事で神経系の乱れが起こる事を確認できました。
また、それだけではなく、体幹の動きや肩・肘・手首・指の動きでも、神経機能の乱れが起きている事が確認されました。
脳が混乱して正しい信号処理が出来ていない状態でした。
神経系の働きに大きく関係している、固有感覚受容器の働きを整え、脳が誤作動反応を起こす記憶にアプローチしていきました。
脳の誤作動の記憶としては、高校時代の記憶だけでなく、現在の仕事などに関わる記憶も、検査から導き出されてきました。
それらの記憶による脳の誤作動を書き換えていく事で、神経機能の乱れは解消されていき、わずか3回のケアでイップス症状が解消されていきました。
このケースは、かなり早い回復を見せた一症例で、だれもがそう行くわけではありません。患者さんのイップス改善に対する気持ち、施術に対する理解度・積極性などが功を奏して、早期改善につながったように思います。
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