仙台在住の坐骨神経痛でお悩みの方からご相談
酷い坐骨神経痛で動けない状態の方からご相談頂きました。以前も同様の坐骨神経痛を経験していて、ヘルニアの手術もされています。
ファインカイロの回答
①危険な坐骨神経痛なのかを見分ける
②日常生活動作を始めた方が早く改善する場合が多い、心配なら無理しない程度から始める。
坐骨神経痛が酷くて動けない・・・どうしたらいいの?
まずは、自分の痛みを観察しましょう。
危険な坐骨神経痛と、勝手に良くなる坐骨神経痛と言えます。
自分の坐骨神経痛がどちらなのか?を知る事で対処も変わります。
激しい坐骨神経痛の対処法
激しい坐骨神経痛の初期は、まずは観察です。
危険な坐骨神経痛の兆候があっても1日程度は様子をみた方が良いと言えます。
時間の経過とともに、兆候が変化してくる可能性もあります。
兆候が変化しなければ、すぐに病院に行きましょう。
危険な坐骨神経痛の兆候
- 発熱や微熱がある
- 動作による痛みの増悪や軽減が無く常に痛い
- 排尿や排便の感覚が無く排泄してしまう(重要:この様な兆候があればすぐに病院に)
これらが随伴する坐骨神経痛は、1日様子を見て症状が減弱しない時は、すぐに病院に行きましょう。
危険な兆候の無い坐骨神経痛
出来るだけ早期に動かした方が改善が早いという研究報告も沢山出ています。
動かすのが心配な人は、無理には動かさないでいいと思います。
痛いけれど早く良くなりたいし、動く事は怖いけれど心配は少ないという方は、出来る事からどんどん日常と同じ生活に戻していく事をお勧めします。
通常、1週間ないしは2週間程度で痛みは減弱して消失していく事が多いです。
それ以上、継続して痛みが続くようであれば、信頼できる接骨院や整体、カイロプラクティックなどに行かれるのが良いと思います。
すぐに整体やカイロに行っては行けないの?
もちろん、1週間を経たずにすぐに整体やカイロに行くのも良いと思います。早期に体の機能を回復する事で、痛みで苦しむ期間が短縮される可能性が高いと思います。
坐骨神経痛はどうしたら治るのか?
坐骨神経痛は、坐骨神経の支配領域に起きている痛みを総称して坐骨神経痛と呼んでいます。
なので、坐骨神経自体に異常があるかどうかは分かりません。
坐骨神経痛が起きると言われている問題
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 腰部変形性関節症
- 神経感染症
- 脊椎腫瘍
など
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症があっても、坐骨神経痛が起こるとは限らない
『私、ヘルニア持ちなんです』『脊柱管狭窄症があります』と心配そうにお伝えして下さる患者さんがいます。この様な方々は、医師からさも深刻な状態であるという印象を植え付けられてしまっている可能性が高いかもしれません。
腰痛や下肢痛を経験した事ない健常な成人にMRIを行った所、約6割以上に『椎間板の膨隆』や『椎間板ヘルニア』と言った異常所見が見られています。
椎間板ヘルニアなどがあっても痛みが無い人も沢山いるわけです。痛みは、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって起きているわけではない。というのが現在の主な見解となっているようです。
痛みの古い概念は忘れて、新しい知見のもと、早期に改善しよう
日本理学療法士協会のHPより引用
日本理学療法士協会のHPからPDFファイルを引用しました。
とても良くまとまっているので参考になります。
古い神話をいつまでも信じている事で、回復が遅れてしまい、結果辛い症状に長い期間悩むことになります。
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