山形市よりご来院
変形性膝関節症という診断を受けた女性が来院されています。仙台市内にお勤めされている娘さんのご紹介で山形市よりお越し頂いています。正座が出来ない。長い間座っていると強張ってきて痛みがでる。冬になると一日中膝が痛い。というお悩みをお持ちでした。
山形市の病院で変形性膝関節症と診断される
3年前から膝の痛みを感じる様になり、山形市内の病院で変形性膝関節症と診断されました。腫れが酷く痛みが増している時は、安静にして痛み止めを貰い、膝に負担のかからない様に気を配って生活してきました。
変形性膝関節症に対する治療を受けてきたけど
病院では、変形が進むようであれば手術も考えましょうという事でした。一生懸命にリハビリにも通い、筋トレなどにも取り組み膝に負担がかからない様に努力されて来ました。
しかしながら、痛みが無くなる事はなく、常に痛みを気にして生活する日々が続きました。
調子が良い日は、『このまま治るかな?』と期待しながらも、夕方や翌日になって痛みが増してくると、『やっぱり全然治らない』『このまま痛みとともに生活していくんだ』と気持ちが沈む事もあったそうです。
仙台に在勤されている娘さんの紹介で来院
娘さんの職場の方が、ファインカイロで膝のお悩みが改善された事を聞いて、一緒にご来院されました。
中々改善されない膝の症状で、ご本人も娘さんも一生治らないと思うけれど少しでも生活が楽になればという思いでご来院されました。
膝の痛みで困っている事
膝が痛い事で、長時間同じ姿勢をしていられないそうです。立っていても座っていても同じ姿勢を続けていると痛みが増してくるそうです。
半面、寝ている時はそんな事はなく、朝起きるまでは痛みの事は感じないとの事でした。
- 家事が出来ない
- 遊びに行けない
- 正座が出来ない
- テレビが見られない
- 痛みが頭から離れない(常に気にしている・動作やじっとしていて痛みが強くなるのが怖い)
この様な場面で特に困っているとの事でした。
ファインカイロの変形性膝関節症に対する施術
変形性膝関節症は、痛みの原因ではなく、神経機能が乱れた結果生じている現象である事。
神経機能の働きを整えていき、体をコントロールする神経をしっかりと働ける状態にする事が大事である事をお伝えしました。
神経機能がしっかりと働くことで、様々な筋力がしっかりと発揮されて身体をしっかりと支えられる様になります。過剰な筋緊張が和らぎ痛みを感じている患部への刺激も減少します。
施術を行う事で膝の痛みはどう変化したか?
体の様々な部分で神経の働きが混乱していて、それらを調整していく事で、膝の可動による痛みが大きく減少しました。曲げると強張って痛みがあったのが、可動域も広がり痛みの鋭い感覚が無くなりやんわりと痛いという感じに変化していきました。
体全体の感覚も変わり、動きやすくなったり、体の体温もぽかぽかと温かみを感じる様になったと感想を頂きました。
(治らないと思っていたけど期待感はあったそうです。期待を越えた改善度合いに驚きと喜びを感じてくれていました。)
現在は4回目の施術を終えた状態
ある程度同じ姿勢を続けていても痛みが強く出るという事が無くなってきたそうです。台所仕事も出来るようになったし、2時間座っていても痛みが出なくなったとご報告頂きました。まだ、正座は出来ないし、歩く時間が長いと痛みをジワジワ感じてきて不安になるとの事でした。
神経の健全な働きを学習させていく
人間の身体は機械ではないので、痛みが無くなったらその後ずーっと良好な状態が続くわけではないといえます。神経機能が健全に働くように学習していく過程で痛みはどんどん改善していき、やがて様々な環境刺激に対しても順応する様になり、しっかりと神経機能が安定して働くようになっていき、症状が出ない状態へと変化していくと言えます。
山形からご来院で、通院するには大変ですがしっかりと施術計画通りにご来院されて、順調に回復されていると感じます。(痛みが解消するのではなく、しっかりと神経機能が学習されているという評価です)
次第に出来る事が増えて、それと共に痛みに対する感受性や不安感なども減少されていくといいなと思います。そうなっていくようにしっかりとサポートしていきます。
記事の内容は色々と配慮しています
記事の内容は、個人が特定されない様にある程度配慮して、性別や地域、年齢、職業、などを脚色して書いている場合があります。
この症例で、大事なポイント、伝えたい事などが伝わる事を大事にして書いています。